〜季節の変わり目にも負けない、やさしさ重視のメイク術〜
敏感肌の人にとって、ベースメイク選びは毎日の悩みの種。
「朝は大丈夫だったのに、昼頃には赤みが出てきた」
「乾燥してヒリヒリする…でもメイクはしないわけにいかない」
そんなふうに、肌の不調と隣り合わせで過ごしている方も多いのではないでしょうか。
特に、春夏秋冬の季節の変わり目には、気温・湿度・紫外線量など、肌に負担をかける要素が盛りだくさん。
今回は、敏感肌でも一年中安心して使えるベースメイクの選び方とアイテム例を、たっぷり2000文字以上のコラム風にご紹介していきます。
■ 敏感肌のためのベースメイク、3つの絶対条件
まず、敏感肌さんがベースメイクを選ぶときに絶対に外せないポイントを整理しましょう。
【1】低刺激処方であること
敏感肌には、アルコール・香料・パラベンなど、刺激となる成分が含まれていないことが大切です。
できるだけ**「無添加」「低刺激」「敏感肌向け」と明記されている商品**を選びましょう。
【2】うるおいを守る設計であること
乾燥は敏感肌の大敵。
保湿成分が配合されていて、時間が経ってもカサつきや粉吹きを起こしにくいファンデーションを選ぶことがポイントです。
【3】カバー力と軽さのバランスが取れていること
敏感肌の人は「できるだけ肌に何も載せたくない」という気持ちもありますよね。
厚塗りにならず、素肌感を活かしながら自然にカバーできる軽やかな仕上がりのものがおすすめです。
■ 春夏秋冬、季節別に注意すべきポイント
敏感肌は、季節によって求めるベースメイクの機能も少しずつ変わってきます。
【春】
花粉や黄砂、紫外線の影響で肌が揺らぎやすい時期。
→ 花粉ブロック効果やUVカット効果のある下地を選びましょう。
【夏】
汗や皮脂でメイク崩れしやすくなる季節。
→ 軽めのテクスチャーで、皮脂コントロール機能のあるものを取り入れると快適です。
【秋】
夏のダメージを受けた肌が乾燥しやすくなる時期。
→ 保湿力重視で、肌のバリア機能をサポートするアイテムを使いましょう。
【冬】
空気の乾燥がピークに達し、肌荒れが加速しがち。
→ こっくりとした保湿力高めのベースメイクアイテムで、しっかり肌を守りましょう。
つまり、通年使えるアイテムを選びつつ、季節に応じた“プラスα”の対策を考えるのが理想です。
■ 敏感肌さんにおすすめ!通年ベースメイクアイテム
ここからは、敏感肌の方にぜひ試していただきたい、春夏秋冬使える優秀ベースメイクアイテムをご紹介します。
◆ キュレル BBクリーム
乾燥性敏感肌向けに開発されたシリーズ。
セラミドケア設計で、乾燥しやすい肌をしっかり守りながら自然に色ムラをカバーしてくれます。
SPF28・PA++で日常の紫外線対策もバッチリ。
◆ アベンヌ ミネラルフルイドファンデーション
アベンヌ温泉水を使用した、超低刺激設計。
とにかく軽く、肌にストレスを感じさせないのに、ナチュラルなカバー力も持っています。
肌荒れ中でも使いやすいアイテム。
◆ ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
敏感肌の救世主といわれるラ ロッシュ ポゼの名品。
紫外線だけでなく、大気汚染物質からも肌を守り、ナチュラルなトーンアップ効果が。
下地としても、軽いファンデ代わりにも使える万能アイテムです。
◆ NOV パウダリーファンデーション
皮膚科でもおすすめされるNOV。
低刺激でありながら、パウダーファンデとは思えないしっとり感とフィット感が魅力。
夏のべたつき対策にもぴったりです。
■ 敏感肌がベースメイクで失敗しないためのコツ
いくらアイテム選びを頑張っても、使い方を間違えると肌に負担をかけてしまうこともあります。
敏感肌さんがベースメイクを楽しむためのコツを最後にご紹介します。
【スキンケアでしっかり土台を作る】
肌が乾燥していると、ファンデーションがうまく乗らず、かえって刺激になります。
メイク前には、たっぷり保湿して、肌をぷるんとした状態に整えましょう。
【指よりもスポンジ使いがおすすめ】
手の摩擦は意外と肌への負担大。
スポンジやブラシを使って、やさしく叩き込むようにベースメイクを重ねると、肌へのダメージを最小限にできます。
【薄づき仕上げを意識する】
敏感な肌は、できるだけ「呼吸できる」状態をキープしてあげるのが理想です。
カバーしたい部分だけコンシーラーを使い、ファンデーションは極力薄く。
【クレンジングもやさしさ第一で】
「落とすケア」も大切なポイント。
敏感肌用のミルクタイプやバームタイプのクレンジングを使い、ゴシゴシこすらず、やさしくメイクオフしましょう。
■ まとめ:敏感肌こそ「やさしいベースメイク」で、自信を
敏感肌は、一度トラブルが起きるとメイクどころではなくなってしまうこともあります。
でも、アイテム選びと使い方を工夫すれば、春夏秋冬、どんな季節も安心してベースメイクを楽しむことができるのです。
無理に厚塗りせず、肌にやさしい処方を選び、日々のスキンケアと連携して「守りながら魅せる」。
そんなメイクスタイルで、敏感肌でも美しい素肌感を味方につけてくださいね。
あなたが自分の肌をもっと好きになれるような、心地よいメイクライフを応援しています。