ベースメイクの要であるリキッドファンデーション。
「全顔にしっかり塗るべき?それとも気になるところだけに?」と、塗り方で悩む方も多いのではないでしょうか。
しっかり塗れば肌悩みをカバーできる一方で、厚塗りになったり、よれたり…。
一方で部分使いだけだと、「ナチュラルすぎてカバー力が足りないかも?」と不安になったり。
今回はそんなモヤモヤを解消するために、リキッドファンデーションを塗るべき範囲の考え方や、
肌をきれいに見せる塗り方のコツを、じっくり掘り下げてご紹介します!
■ まず、結論:基本は「気になる部分中心」が理想
実は最近のメイクトレンドでは、
「リキッドファンデーションは必要な部分にだけ塗る」
という考え方が主流になっています。
厚く均一に全顔に塗るよりも、
カバーが必要なところだけに塗ることで、より自然でリアルな肌感を演出するのが今っぽいベースメイクの基本。
これにより、
- 素肌感を残しつつカバー力を発揮
- 崩れにくく、時間が経ってもきれい
- メイク直しもラクになる というメリットが得られるんです。
■ 全顔に塗るべき人・部分使いすべき人
とはいえ、肌質や求める仕上がりによって最適な塗り方は違います。
以下に、あなたに合うスタイルを見つけるヒントをまとめました。
【全顔に塗った方がいいケース】
- 肌全体に赤みや色ムラがある
- フォーマルな場にふさわしい「完璧肌」を目指したい
- 写真撮影やパーティーなど、メイク持ちを最優先したい
- ベースメイクの上からしっかり色味を乗せたい(アイシャドウやチーク重視)
→この場合は、薄く均一に全体へ広げる塗り方がおすすめ。
【部分使いがおすすめなケース】
- 肌の大部分はきれいで、気になるのは目の下や小鼻周りだけ
- ナチュラルな素肌感を大切にしたい
- 崩れやすさや乾燥が気になる
- トレンドの「抜け感メイク」を楽しみたい
→この場合は、必要なところだけピンポイントでカバーすればOK。
■ 肌を美しく見せる!理想的な塗り方ステップ
ここからは、肌をきれいに見せつつ、リキッドファンデーションを上手に使いこなす塗り方を紹介します。
① スキンケアと下地で「なめらかベース」を整える
まず、しっかりと保湿した肌に、化粧下地を薄く均一に仕込むことが大前提。
これにより、リキッドファンデの伸びも密着力もアップします。
乾燥が気になる人は、保湿系下地。
毛穴やテカリが気になる人は、皮脂コントロール系下地がおすすめ。
② 少量のファンデを手の甲に出す
ポンプ1プッシュ、もしくはそれ以下の量を手の甲に取り、指先やスポンジに少しずつ取って使います。
**「少量を何回かに分けて塗る」**のが自然な仕上がりのコツ。
③ 顔の中心から外側に向かって伸ばす
顔の中心(おでこ、鼻筋、頬の中心、あご)にだけファンデをのせ、
そこから外側に向かって伸ばしていきます。
外側にはファンデがほとんど残らないくらいが理想的。
フェイスラインまでしっかり塗り込むと、厚塗り感が出るので注意!
④ 気になる部分だけ重ね付け
クマやニキビ跡など、カバーが必要な部分には、ファンデを薄く重ねるか、コンシーラーで対応します。
この「ちょい足し」テクニックが、厚塗りを防ぎながらカバー力を高めるポイント!
■ 全顔でもナチュラルに仕上げるテクニック
「やっぱり全顔に塗りたい!」という人でも、自然に見せる方法はあります。
それは、仕上げにスポンジやブラシでなじませること。
リキッドファンデを塗り終えた後、
何もついていないきれいなスポンジやブラシで、
トントンと優しく押さえるだけで、ファンデが余分に取れて、
驚くほど軽やかでナチュラルな仕上がりになります。
特にフェイスラインはぼかしを意識すると、「塗ってます感」が消えてぐっと垢抜けますよ。
■ 部分使いに向いているおすすめファンデーション
最近では、薄付き&高カバーのリキッドファンデも続々登場。
部分使いにも適した名品を紹介します。
- NARS ライトリフレクティングファンデーション
薄付きなのにカバー力あり。ナチュラルな艶感が美しい。 - アディクション ザ スキンケアファンデーション
スキンケア成分たっぷりで、肌に溶け込むような使用感。 - ランコム タンイドル ウルトラ ウェア ケア&グロウ
カバーしつつもみずみずしい艶肌仕上がり。部分使いでも◎。
■ まとめ:肌に合わせて自由に使いこなそう!
リキッドファンデーションは、
「全顔にしっかり塗らないといけない」というルールはありません。
あなたの肌状態やなりたい印象に合わせて、
自由に量や範囲を調整していいんです。
- 肌全体に統一感を出したいなら、薄く全顔に
- 素肌感を活かしたいなら、気になる部分だけカバー
- フェイスラインは薄く、中心を丁寧にカバー
そんな柔軟な発想で、毎日のメイクを楽しみましょう!
自分の肌に寄り添った塗り方を見つけると、
メイクはもっと軽やかに、もっと心地よくなります。
あなたの肌が今日も一番きれいに輝きますように。